普通のおっさんがツイッターでフォロワー5万人になった話。

どエンドさんアイキャッチ

 

 といっても5歳さんは11万人だし、前澤社長は1088万人だし、それがどうしたという話なんですが、5万人って、ちょっとした市や町くらいの人数なんですよ。すごくないですか?ここですごいと思ってくれないと、ここから先の記事の意味がぜんぶなくなるので思ってなくてもいいからすごいと思って読んでください。

 

 社会的地位があるわけでもない、ジャニーズに所属しているわけでもない、おしっこの切れが悪くなってきたのが気になる中年のおっさんで、仕事はだらだらと街のアパート大家をやっている。そんな普通のおっさんがフォロワー5万人になると、どういう素晴らしいことが身の上に起きるのか。みんなに教えてあげたい。

 ぼくの属する不動産クラスタ(男性比率95%)にはフォロワー1万人を超えるアルファアカウントになると、どこからともなくオフパコのお誘いが届くという都市伝説があって、それだけを楽しみにツイッターを頑張ってる仲間もいるんだけど…実のところ5万人になってもそういうのはないです。大事なことなのでもう一度いいますが、そういうのはないです。

 日々、DMに届くのは借金の依頼と、ロンボク島の原野商法の営業と、ワンルームマンションの営業と、怪しいソーシャルレンディングのステマ依頼くらい。あ、あとびっくりすることに出版の話をたまにいただきます。でも「誰でも楽して儲かる方法」みたいなテーマを希望いただくんですよね…そんなんあるかよ。いまも毎日探してるよ。

 

 ぶっちゃけ特にいい思いはしてないかもしれない。でも、モテタイズやマネタイズを狙ってSNSを積極的にやってる人もいると思うけれど、ぼくは嘴の凍った白鳥のアイコンでやってるくらいで、これを本業につなげたいとか、ブランド人になりたいとか、世間に訴えたい主張があるとか、信用資産を築きたいとか、そういうのがとくにないのでそれでいいんです。
 組織に属すことなく、一人で大家業をやっているとなにせ孤独なので、毎日のように遠慮なくお金と不動産の話ができる場所があるのは嬉しいし、それだけで泣くほどありがたいことなんですね。

 それにタイムラインにいる投資家や不動産屋がみんな、おやつのチョコボールでも買うように気軽にアパートやビルを買ったりしているのを見ていると、つい自分も気軽に買えるような気持ちになって、ツイッターを始めてからどんどん物件が増えて売り上げが2倍くらいになってるんです。

 

 そのうち仲良くなった人とリアルでも飲みにも行けるようになって、気が付くとそのまま仕事につながって数億円は不動産を取引したし、ついでに賃貸管理をお願いしているうち毎月200万円くらいのお家賃を振り込んでもらっていたりする。あれ、もしかしてツイッターがいつしか仕事になっているのかもしれない。マネタイズが難しいと言われるツイッターだけど、もしかしてマネタイズに成功している!?

 そんなわけで、ツイッターでも毎日コツコツ頑張るとそれなりに得られるものもあります。この「ぶんしょう社」のメディアはライター志望の人も多く、それこそフォロワーがいることが仕事の受注につながるので、積極的にフォロワーを増やしたい人も多いと思うので、そんな人の参考になればと思って、今回は普通のおっさんがフォロワーが5万人になるまでのSNS運用についてまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

①自分に誰も興味がないと思ってやる。

 ありのままのおっさんが、おはよー!とか、ホッケを焼いたよ♪とか、今日も上司に怒られた(´;ω;`)とか、そういう日常をたれ流しても需要がありません。毎日お金を配ってくれるとか、すごい社会的地位があって近づくと恩恵がありそうとか、絶え間なくネットで喧嘩をして叫び声をあげるとか、そういうことをしないと誰もおっさんの方を見てくれません。

とりあえずぼくは不動産アカウントとして、不動産投資や経済関係のことだけをツイートしていこうと決めて、それ以外の話題はツイートしないという基本ルールを設けました。

 

 たまにはケーキを食べた写真をアップしたりもするんけど、あえて1ピースで5,000円近くするケーキを食べたりして、「そんなケーキがあるんだ!」とか、「おんぼろ木造アパートから取り立てた家賃で贅沢しやがって!」とか、ちゃんとみんなにつっこんでもらえるよう、資本臭のする嫌な感じのツイートをするよう心掛けています。その結果、5年かけておっさんが撮ったケーキの写真に600もいいねがつくところまで来ました!

 

でも人気声優ならスタバの見切れたチーズケーキの写真でも10倍バズる。しかたない。

 

 おっさんはおっさんとしての持ち場で戦うしかないし、ケーキの写真で勝負するのは分が悪いことがよくわかりますね。与えられた自分の持ち場を意識しましょう。

 

②情報の貿易商人だと思ってやる。

 いつもネットで不動産屋が話題になるときは、賃貸の原状回復とか初期費用でもめてて、悪徳でぼったくりキャラとしてばかり語られることに不満をもっています。

 超高額の商品を扱う不動産屋に求められるコミュニケーション能力は半端ないし、それに参加するプレーヤーの魅力をもっと知って欲しい。カサカサ音がする千円のジャンパーを羽織りながら毎週のようにビルを買ってる資産家もいれば、社会生活をどうやって営んできたのか分からないほど生活力のない売主もいる。普通に生きていては出会えない、平均値から外れた妖怪みたいな面白人間がたくさん不動産世界には蠢いています。
 こんなに不動産の世界は奥深くて面白いのに、専門用語が多かったり、業界外の人にはわからないことがたくさんあります。むしろ業界内でもちょっとジャンルが違うだけでどんな仕事をしているのかわかりあえてないこともあったりする。もったいない。

 ぼくは不動産が大好きなので、もっとそういう面白さをうまいこと広めたいなと思っていて。「大家」という普通の人よりは不動産に詳しいけれど、不動産屋ではないという中途半端な立場ならではの橋渡しができるんじゃないかと思ってやっています。

 昭和のマンガでよく「解説しよう!」と横から出てくるモブキャラがいるじゃないですか。あれです。
 刺激的な毎日や独自のひらめきにあふれてて、ネタ切れしない人なんて一部の天才だけ。でも自分自身に面白さやコンテンツがなくても、不動産大陸に普通に転がっているネタを貿易船に積み込んで、一般大陸に持って行ってネタを降ろすだけで、発見や面白さを提供できるんです。

 そのために右から左にリツイートするときに、ちょっとだけ解説をいれたり。ニュースのどこが面白いのか一言コメントを添えたりして。わかりやすくするためのひと手間をかけるように気を付けてます。

 

 たとえば銀座に丸源ビルをたくさん持ってるのに税金が嫌いで払わない、川本源司郎という大資産家の変人がいます。その人の魅力を知って欲しくて逮捕のニュース紹介にさりげなく人物紹介を混ぜ込みました。

 神宮前の土地が25億で売っていても不動産屋には何も驚きがないかもしれないけれど、普通の人からしたらたったこれだけの土地で25億というのは思わず人に広めたくなるほどの衝撃ですよね。これが情報の貿易です。

 

 あと貿易商人がフェイクニュースやデマを掴むのはかっこわるいし、フォロワーが増えてきてからはデマに加担する責任もあるので、ソースが定かでない話は一旦落ち着いて確認するなどしています。地味にえらい。

 

③バズらせるための燃料に気を付ける。

 SNSをやってて通知がドババッーと届くと、楽しいじゃないですか。たぶん脳の報酬システムを刺激するようにできていて、ついついレジ待ちの行列だったり、エレベーターの移動時間などのわずかな隙間時間でもアプリを立ち上げて通知を確認してしまう。ぼくもそういうツイ廃になってしまいました。でもツイッター中毒だからってバズ欲しさに使っちゃいけない燃料もあると思うんです。

 コロナ禍の不安につけこんでインチキ医療情報を発信したりするようなのはもちろん。心の弱い人を利用するような陰謀論。あと燃えやすいフェミやポリコレ関連で怒りを煽るようなツイート。経営者やお金持ちを叩くようなツイートもバズりやすいです。でも、できることならば、楽しいとか、面白いとか、なるべく前向きなクリーンエネルギーを使って、怒りや嫉妬のような、よく燃えるけれど質の低い燃料は使わないようにしたいんです。まあ、ときどき使っちゃうんだけど…。

 

 こういう誰も不幸にしない面白ネタがいいですね。それでも一部ディズニーファンには夢を壊すなと怒られたけど…。

 

 怒りを利用するとすぐバズりますが、いつも何かに怒ってるおじさんになって元に戻れなくなってしまう危険を感じるので多用しないよう注意しています。

 怒りを煽ったり、嫉妬に駆り立てるのは爆発力はあるけれど、自分の身まで焼いてしまったり、あまり遠くまでいくのには適さない燃料だと思ってます。

 

 

④おまけ

 あとハック的な話で、ツイッターの特徴として面白ツイートがひとつバズっても、その投稿者に興味をもってもらえるわけではないので1万RTされても意外とフォロワーは増えません。その点、長文の連投ツイートをすると、読んでくれた人が投稿者そのものに興味をもってもらえるのかフォロワーが一気に増える傾向があるようです。

 

○お金を持ち逃げされた話

 

○底辺不動産投資家目線の23区紹介

 

 こういう140文字に入らない長い話はnoteにでも書けよ!って感じだと思うんですが、それが意外なことにnoteだとあまり読まれなくて、なぜかツイッターに連投した方がバズって広まります。たぶんnoteでの身の上語りはあふれてるので埋もれてしまって、あえてツイッターにつっこんだ方が目立つのかもしれません。どちらも他愛もない内容ですが、ツイートしたあとに2000人くらいフォロワーが増えました。


 いつもの140文字を超える長文をがんばって書いたら、ここでちょうど体力が尽きたので以上です。参考になりましたでしょうか。別にガチでSNSマーケティングをしてフォロワー増を狙って分析をしてきたわけじゃないんだけど…。あまりに反応がなくてもつまらなくて続かないし、かといって反応を集めようとして、自分を大きくみせようとしたり、過激なことに走っても続かないので、身の丈で楽しく続けるってのが大事ですよね。そんじゃーね。