はじめまして。ライターの中村洋太と申します。
これまで様々なメディアで記事を書いてきましたが、昨年からは「ライターコンサル」という、駆け出しライターさんをプロのライターに育てる活動をしていて、そちらの方がメインの仕事になってきました。現在70名の生徒さんがいます。
さて、11月から3ヶ月間、ライティング講座「ぶんしょう舎」シーズン3が始まります。
11/12(金)田中泰延さん
11/26(金)patoさん
と、早速豪華講師陣による講義が予定されています。
ぶんしょう舎では、受講生に合わせてさまざまなコースが用意されていますが、今回新たに開設されたのが、【中村洋太_本気のライターコンサルコース】です。
「プロのライターになりたい!」という意欲ある駆け出しライターの方を対象とした12名限定のコースで、ぼくの添削とコンサルを受けられる内容になっています。
この記事では、ぼくの自己紹介と、ライターコンサルを始めた経緯や現在の想い、そして「ぶんしょう舎での中村コースは、こんな方に受けてもらいたい!」ということについて書いていきます。
目次
自己紹介
1987年、神奈川県横須賀市の出身です。早稲田大学では創造理工学部だったのですが、夏休みに自転車で一人旅をして、旅の様子をブログに書いていたことがきっかけで、「書くこと」が大好きになってしまいました。国語が一番の苦手科目だったぼくが、まさかライターという職業に就くとは当時は思ってもいませんでした。
大学4年生だった2010年、企業への飛び込み営業などを繰り返し、15社の企業協賛と300名の個人協賛をつけて、自転車で西ヨーロッパ12カ国を一周しました。このとき書いていたブログは学生ブログランキングで日本一になり、「将来は書くことを仕事にしたい」と明確に思うようになりました。
新卒で入社したのは、都内の旅行会社でした。
「20代でたくさんの世界を見たい」
「書く仕事がしたい」
この2つを同時に満たせる仕事はないかな?と思い、選んだ会社です。ぼくは海外添乗員として世界各地を訪れつつ、東京にいるときは旅行情報誌のライター・編集者として働きました。
記憶がなくなるくらい、文章を書き続ける日々でした。上司は厳しく、毎日怒られてばかりでした。でもこのときにしごかれたおかげで、ぼくの文章力はブロガーレベルから、プロレベルに進化したと思うのです。「わかりやすい文章とは?」「人の心を動かす文章とは?」とたくさん向き合いました。当時の上司にはとても感謝しています。
会社員として6年働き、2017年からフリーランスライターになりました。最初は旅ライターとして名を馳せようと思い、徒歩で東海道五十三次600kmを旅したり、自転車でアメリカ縦断や台湾一周の旅をしたり。そうした旅の様子を、朝日新聞デジタルをはじめ、様々なメディアで寄稿するようになりました。
その後、旅の文章だけでなく、インタビュー記事やエッセイを書くようにもなりました。一時期はソフトバンクのビジネスメディアで副編集長もしていました。
※コンサル生の安心院彩さんが以前「another life.」にてインタビュー記事を書いてくださったので、さらに詳細な経歴はこちらをお読みください。
・自分にしか書けない文章で誰かの背中を押す。 時代が変わっても価値が残る文章を紡ぎたい。(another life.)
「ライターコンサル」のきっかけ
働き方に大きな変化があったのは、2020年です。フリーライターの知人が、驚くほど低い単価で文章を書いていて、「どうしたらライターとしてちゃんと収入を得られるようになるんだろう?」と悩んでいたことを知りました。そして色々なライターさんに話を聞いてみると、どうやら多くの方が同じような悩みを抱えているようでした。
「自分の経験が少しでも役に立てば」という気持ちで、「Webライターが単価を高めるためのアドバイス」というnoteを書いたところ、これが多くのライターさんから反響を呼びました。読者のひとりだったライターの池田アユリさんから、「私にコンサルしていただけませんか?」とDMが届いたことがきっかけで、ライターへのコンサル業が始まりました。
コンサル開始から一年で生徒数は70名を超え、池田さんをはじめ、大手メディアで執筆するプロライターを多数輩出してきました。
池田アユリさん(Yahoo! JAPAN編集部やぶんしょう社にて反響を呼ぶインタビュー記事を執筆)
かたおかゆいさん(講談社コクリコや朝日新聞EduAでインタビュー記事やコラムを執筆)
原ゆきなさん(PRESIDENT Onlineやダイヤモンド・オンラインでコラムを執筆)
仲奈々さん(DRESSで加藤夏希さんや三浦瑠麗さんなど著名人のインタビュー記事を執筆)
新妻翔さん(東洋経済オンラインでたびたび話題になるインタビュー記事を執筆)
・・・
名前を挙げればキリがありません。とても全員は紹介しきれませんが、他にもたくさんの生徒さんたちが有名メディアで活躍中です。
インタビュー記事が未経験という方もいましたが、一年未満で大手メディアで立派なインタビュー記事を書けるようになったので、ぼく自身もびっくりしています。ぼくはもっと上達に時間がかかったんだけど、おかしいな・・・。
インタビュー記事のノウハウはすべて「【2万字】取材とインタビュー記事の書き方における実践的アドバイス集」にまとめたので、良かったらご覧ください。
現在の想い
ライターとして自分ひとりに書ける記事の本数はたかがしれているけど、もしも100人の優れたライターさんを育てることができたら、それは世の中にとってとても価値のあることなんじゃないかって、コンサルを始めたときから思っています。
そして実際に、少しずつではあるけど、上手なインタビュー記事を世に出せるライターさんが育ってきました。何より、「書くことが楽しい」と思っていただけていることが嬉しいです。
ぼくは「その人固有の良さ」を見つけることと、教えることが好きです。添削とコンサルを通して、駆け出しのライターさんが、より良い文章が書けるようになり、「書くこと」で食べていけるようになることを後押ししていきます。決して甘くない世界ですが、ライターは素晴らしい職業だと思います。
あと、ライターとしての個人的な想いも少しだけ。ぼくはフリーライターになった2017年1月から2021年3月までは、主に企業からの依頼を受けてインタビュー記事やPR記事を書くことが多かったのですが、現在は作家(エッセイスト)を目指して活動しているため、なるべく企業案件を減らしながら、個人としてやりたいこと・書きたいことに集中しています。
自身の行動と挑戦により、今年『奇跡体験! アンビリバボー』で取り上げていただけたようなエピソードをひとつでも多く生み出し、作品として発表していきたいです。描きたいのは、100年先、1000年先の読者が読んでも、心を温めたり、気付きを得られたりするような、時代が変わっても変わらない、人間の本質や世界の美しさ、普遍的な価値に関するものです。今の目標は、2022年10月までに本を出版すること!コンサルを通して一緒に学びを深めながら、ぼく自身も成長を続けていきます!
こんな人に受けてもらいたい
今回の【中村洋太_本気のライターコンサルコース】は、こんな方に受けていただきたいです。
・伸び悩んでいる駆け出しライターの方
・「こうなりたい」という目標が明確にある方
・インタビュー記事がうまくなりたい方
・プロのライターになりたい方
プロライターにとって大事なことは、「自分の頭で考えること」です。ぼくのコンサルを受けて、活躍するようになった方々の共通点は皆、【自分の頭で考え、行動に移せる人たち】でした。ライターはそれぞれ強みや個性や書きたいことが異なるので、プロライターになるための方法は、その人その人ですべて異なります。
このコースには、
・中村による添削(月1回)
・中村によるコンサル(月1回・90分)
が含まれています。
まず、受講生の方々には、11月下旬にインタビュー記事を提出していただきます。「エッセイがうまくなりたい」という方はエッセイでも構いません。
その原稿をぼくが添削し、1対1でコンサルをします。そこでは、原稿のフィードバックのほか、バックグラウンドの把握(これまで何をしてきたのか、なぜライターになったのか)、個性や強みを生かした仕事の取り方や進め方、ライターとしての方向性の相談、その他ライターの仕事術やライティングに関する質問などの時間にします。
なので、
・自分はどんなライターになりたいのか?
・今の課題は何なのか?
など、しっかりと考えたうえで、コンサルに臨んでください。その方が確実に、多くのものを得られる時間になるはずです。
もし、月1回のコンサルでは足りない、という方は、個別コンサルを行うことも可能ですので、ご相談ください。(※個別コンサルは別途有料になります)
長くなりましたが、限定12名の【中村洋太_本気のライターコンサルコース】でお会いできるのを楽しみにしています!ぶんしょう舎の講義も受けられる分、通常のコンサルよりもお得な内容になっています。お申込は先着順なので、その点だけお気をつけください。12名に達したら募集は締切です。何かご質問等あれば、運営スタッフや中村までお気軽にご連絡ください!
*文章寺子屋「ぶんしょう舎シーズン3」ご入会はこちらから。