たった一度でいいから 春日井製菓

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この記事は春日井製菓のPR記事です
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僕にはひとつだけやり残した夢がある。

 

世界一周である。

 

『世界一周』

 

街頭アンケートで100人に夢を聞いたら、23人くらいが答えそうな夢の一つである。『ありきたり、凡庸』と言ってしまえばそれまでだが、『世界一周』という言葉には万人の心を揺さぶるロマンチックな響きがあるのも事実だ。

 

その言葉の響きに僕がすっかりやられてしまったのは高校生の頃だった。沢木耕太郎の名著『深夜特急』を読んで、リュックひとつで色んな国を旅するバックパッカーに激しく憧れた。我ながら単純素直だと思うが、とにかく旅人になりたかったので長期休みに青春18切符を握りしめて、旅人になるための練習を始めた。その頃はまだ普通乗車券で乗れる夜行列車も走っていたので寝心地の悪い列車に揺られてどこまでも旅をした。気分はまさに深夜特急だった。

 

旅に慣れてきてヒッチハイクにも挑戦をした。たくさんの人に出会い、経験をして、日本国内なら身一つでどこまでも行けるぜ!と自信をつけた。確実に旅人としてレベルを上げていった。

 

三年生の進路調査票には「旅人」とだけ書いて提出をした。

 

僕「ゆくゆくは世界一周をしたいです!」

 

先生「、、、うん、いいと思うよ!」

 

面談が1分で終わった。

 

高校を卒業してついに自転車で日本一周旅行に出発した。あんなに自転車を漕ぐ日々きっともうないだろう。二年掛けて帰って来たときには太ももが太くなりすぎて持っていたズボンが全部着れなくなっていた。肉体的にも圧倒的な成長を遂げたわけだが、こうして世界一周に向けて着実に旅人としてステップアップをしていったのだった。

 

そして24歳になり、ついにその夢を叶えるべく準備に取り掛かった。バイトをいくつも掛け持ちをしてお金を貯め始め、実行するために計画を練っていた。

 

準備を整えるまでにそれなりの時間が掛かったが、ついに出発の時がきた。友達に別れを告げて、僕はまだ見ぬ世界に心を踊らせながら、飛行機のチケットを握りしめて、タイに飛んだのだった。

 

あの時の高揚感はいまだに忘れることはできない。

 

『ついに世界に飛び出したぞ!!』

 

その旅の最中、僕はまさに夢を叶えている人間になったのだ。初めて行く外国の風景はやはり今まで見てきたもの全然違かったしすべてが刺激的だった。東南アジアの周っていると僕と同じように目を輝かしている若者にたくさん出会った。みんな夢を叶えている最中だった。そんな若者と友達になり、酒を飲み、これから行く国の話をしながら大いに盛り上がった。

 

あの頃の自分を思い出すと、実に青臭い青春時代を過ごしていたな思う。夢に恋い焦がれる時間も楽しかったが、それを実現している瞬間はまさに夢でもみているかのようだった。

 

東南アジアのほとんどの国を周った僕はインドを目指した。インド行きの飛行機に乗った瞬間にスパイスの匂いがしたのをよく覚えている。

 

しかし僕の世界一周の夢は半ばで終わってしまった。インドで冗談にならないくらいに体調を崩し、帰国してきた。あの時の腹痛はマジでトイレで一週間ずっと住むレベルのものだったので、どうしようもなかった。帰国もやむなしという気持ちだったし、また準備を整え直して旅を再開すればいいやと考えていた。

 

日本に戻ってきて「今も旅の途中くらいだ!」くらいの感覚でせっせとバイトに勤しんでいた。しかし僕の旅はここで終わる。バイト先で彼女が出来てそのまま結婚をしたのだった。

 

結婚は運命だったし、そのことに後悔もない。あの頃の僕は十分に夢を見たし、達成は出来なかったけどやりたいことは思いっきりやったと思う。夢を追い掛けていた頃は遠い日の過去になりつつあるが、世界一周を目指していた時の本当に楽しかったし、キラキラと輝いていた。

 

あの頃はそれを実現するためにお金を貯めるのにも苦労したし、もう少しだけお金があれば実現したこともあるあるだろうな〜、と思ったりもする。

 

よく若い頃には時間はあるがお金がなく、歳を重ねるとお金があるが時間はなくなると言う。まったくもってその通りなのだが、人生とは実にままならないものである。タイムマシンがあるなら、あの頃の僕にポンッと100万円渡して「もっともっと楽しめよ!」と声を掛けてあげたい。

 

そんなことを思いながら、もう僕も38歳である。活動範囲や制限の中で自分のやれる面白いことを探しながら、日々の生活を過ごしているわけだが、ある一本の動画に巡り合った。

それはお菓子メーカーの春日井製菓から9月に新発売される『女王のミルク』という商品のPVだった。

 

仕事としてこの企画参加したのだが、この商品が発売されるまで、苦労や想いについてインタビューをしているこの動画に忘れかけていた夢に対する熱い想いが呼び起こされた。インタビューの最後に商品開発の水上さんが感極まって涙ぐんでしまうシーンがある。飴について考えに考え、どうやったら美味しいものが作ることができるのか、ひとつの商品を世に出すためにこれだけの情熱が込められていたのか、とこちらまでもらい泣きしそうになった。

 

十人いたら十個の夢があると思う。

 

誰しも胸に秘めた『たった一度でいいから』叶えたい夢を持っているのではないだろうか。

 

僕みたいに途中で果たせなかった夢。自分の作りたい飴を作るという夢。このご時世で諦めた夢や、叶えられなかった夢、いろいろな想いがあると思う。

 

「#たった一度でいいから」とハッシュタグをつけてその想いを呟いてみてください。

みんながツイートしてくれた中から本当にその夢を叶えるというキャンペーンをやります。

みんながどんな夢を持っているのか、それを見るのが今からとても楽しみです。そしてそれを叶えられた時にどんな景色が待っているのか、想像するだけでもワクワクします。

春日井製菓さんと一緒に、あなたの夢を全力でサポートさせてもらいます。